宅建はオワコンか？真相を不動産業25年の経験者が解説します

私は不動産の仕事を25年やっていて、宅建は必ず役立つし必要だと思ってます。
でも実際に私も「宅建なんかオワコンでいらない」と言われてるのを聞いたことがあります。

宅建はオワコンではないですが、一部の人から「オワコン」と言われている事実はありますね。

不動産業界とは大まかに以下の３つの仕事に分類されます。
● 建物を建てる（住宅、マンション、ビル、倉庫など）
● 流通する（販売、仲介、賃貸）
● 管理保守をする
宅建を持っていなくてもできてしまう仕事が多いのは事実です。

しかし事実として宅建士の資格は多くの専門業界で高く評価されています。
この資格を持つことで得られる知識と経験は、業界内でのキャリアアップや専門的な仕事のチャンスを大きく増やせますね。
宅建士としての専門的な知識は、不動産取引や法律関連の業務での活躍を可能にします。

宅建は毎年20万人以上が受験して、3万人ちょっとが合格するので、宅建を持ってる人はとても多いです。
宅建は役に立つ資格ですが、人に自慢できるものではないですね。

不動産業界には様々な評価やイメージが存在し、一部のネガティブなイメージが宅建の資格そのものに影響を与えている可能性があります。
宅建を持つことで、特定の業界や職種に縛られると感じる人もいるかもしれませんね。

私は25年以上不動産の仕事にかかわっているので、今までにとても多くの宅建士に会ってきました。
宅建士を持ってる人で、「宅建がムダ」「意味ない」「後悔してる」という人には、1人も会ったことがありません。

宅建をとって後悔してる可能性があるとしたら、取得後のキャリアパスや期待していた業界の実態とのギャップなどが考えられます。
しかし宅建の知識は不動産業界だけでなく、金融、法務、コンサルティングなど多岐にわたる業界で活用できるため、その価値は非常に高いと言えますよ。

例えば、宅建を取得することで、不動産会社やデベロッパー、金融機関などでの求人の幅が広がります。
独立して自分の不動産会社を開業することも可能となります。

実際に宅建を取得した後に新しいキャリアを追求したり、独立して成功を収めた人は多くいます。
これらの事例を見ると、宅建の資格が持つ知識とスキルの価値を実感することができます。
「宅建で人生が変わる」というのは、決して大袈裟な話ではなく多くの人々の実体験に基づいていますね。

必ず仕事につけるとは言えませんが・・・
私の取引先の社長に、定年してから宅建を取り、自分で不動産仲介をはじめた社長がいます。

宅建を持つことで、多くの業界での仕事の機会が増えます。
それでも実際には資格を持つだけでは十分な仕事の機会を得ることが難しい場合もあります。

宅建の試験は、不動産取引に関する専門的な知識を評価するもので、合格するためには一定の勉強時間が必要になります。
宅建の勉強時間は学習スタイルや経験によって異なりますが、一般的には3ヶ月から半年以上の学習が必要とされています。

効率的な学習法としては、過去問の繰り返し、模擬試験の受験、そして専門の学習教材やアプリを利用することが挙げられます。
特に過去問の繰り返しは、試験の雰囲気をつかむうえで大切です。

宅建を持っていることで、不動産会社やデベロッパー、さらには金融機関など、多岐にわたる業界での就職や昇進のチャンスが広がります。
独立して不動産業を営む際にも必要になりますよ。

不動産業界はとても大きな業界です。

不動産業界は、近年の技術革新や経済の変動により、大きな変化を経験しています。
特にデジタル技術の進化により、オンラインでの不動産取引や、仮想現実(VR)を使用した物件の見学など、新しい取引方法が増えてきました。