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・不動産の営業ってどうなんだろう?
・すごい稼いでる友人がいるけど、めちゃくちゃ病んでる人も・・・
・やっぱり実際はツライのかな?

私は不動産業での仕事について25年になります。
5社の不動産会社で仕事をして、数百社の会社と取引をし、数えきれないくらいの人に会いました。
不動産業界は約33万社もの会社があり、約134万人が不動産業界で働いています。
もちろん良い会社もありますが、信じられないほど「ブラックな会社」も多くあります。
✅ 不動産営業が「地獄な理由」
✅ 不動産営業の「ブラックな部分」
✅ ブラックな不動産会社に就職しないで済む方法
✅ ブラックな不動産会社に入ってしまった場合の対策
私ワカケンは、不動産業での経験が25年になります。
不動産の仕事に就いてからの取扱件数は下記の件数です。
新店舗の立ち上げや、赤字店舗の立て直し。
少人数の零細企業から、売上規模で100億円超えの企業で管理職など、ある程度の経験をしています。
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【 不動産営業が地獄な理由・ブラックな理由 10選 】
●「ノルマ無し」は嘘!「目標」という名のノルマ
● 一生続く「営業成績・営業数字」
● 本当は稼げてない人のほうが圧倒的に多い
● 全ては契約優先で「残業や休日出勤」だらけ
● 終わらないクレーム
● ポスティングや飛込営業や違法広告
● 売りたくない物件でも売らされる
● お客様を詰めなければ自分が上司に詰められる
● まわりがみんな辞めていく「高い離職率」
● 経済ショックや不景気などの外的要因で倒産やリストラの嵐
次の記事もあわせてご覧ください。
>>【成功しやすい転職の方法】と【おすすめのエージェント会社10選】
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不動産業界のブラックな実態

まずブラック企業とはどのような企業を指すのか、定義を押さえておきましょう。
労働基準法や労働契約法に違反するような、従業員の権利や利益を侵害するような企業をブラック企業と呼びます。
具体的には、長時間労働、低賃金、パワハラ・セクハラ、違法な労働時間外勤務などが挙げられます。

不動産業界はブラック企業が多い業界として知られています。
その理由としては、以下のようなものが挙げられます。
● 長時間労働
● パワハラ・セクハラ
● 違法な労働時間外勤務
● 反社会勢力とのつながり
● 顧客への不正行為
不動産営業が地獄な理由・ブラックな理由 10選

私は22歳の時に未経験で不動産売買仲介の営業につきました。
5社の不動産会社で仕事をして、数百社の会社と取引をし、数えきれないくらいの人に会いました。
少しづつ良くなってきてはいますが、まだまだ業界全体的にはヤバい会社が多いですね。
「ノルマ無し」はウソ!「目標」という名のノルマ

求人広告をみると「ノルマなし!」というのを見ますね。

あれは「半分が本当」で「半分がウソ」です。
今では「ノルマ」という言葉は死語になっているので、ほとんどの会社では「営業目標」「数字目標」と言っています。
これが実際は「ノルマ」と同じで、目標未達は減給やリストラの対象になります。

企業側から考えると、同じ人件費をかけるなら目標未達の人をいつまでも雇うよりも、成績の上がりそうな人を雇ったほうが良いとなりますね。
一生続く「営業成績・営業数字」

営業成績を上げるために会社に雇われている人が「営業マン」ですね。
会社の商品をPRする人は「広報」です。
不動産にかぎらずですが、営業マンは働いている間は「営業成績」から逃れられません。

入社から「営業成績がずっと良い」という人はいなくて、どんな人でも「良い時もあれば、悪い時もあります」。
数字が永遠に続くのが厳しいですね。

ちなみにどんな会社でも毎年「決算」という報告を税務署に数字でするので、営業マンだけではなく会社も同じです。
本当は稼げてない人のほうが圧倒的に多い

不動産業界には会社が約33万社、働いている人が約134万人もいる巨大な業界です。
そのうち不動産取引業(宅地建物取引業)は、約12.4万社、働いてる人が約56.1万人います。
営業マンの人数は20万人程度です。

賃貸営業か、売買営業か、販売か、買取か、仕事によって違いがありますが、しっかり稼げている人は売買に関わっている人達のごく一部です。
全ては契約優先で「残業や休日出勤」だらけ

打合せや契約の日時が夜や休日になることも多くあり、残業や休日出勤が頻繁にある会社も多くあります。

「営業成績が悪い人は休むな!」のような会社は今でも多くありますね。
>>【成功しやすい転職の方法】と【おすすめのエージェント会社10選】
終わらないクレーム

賃貸ではクレーム窓口は管理部門になりますが、管理部門がない会社では賃貸でも売買でも、営業がクレームの窓口になります。
● スケジュールが予定と違う
● 給湯器や設備が壊れた
● 雨漏りがした
● となりや上の住人がうるさい
● ほかの入居者がルールを守らない

自分の経験が豊富になれば様々なクレームにも対応ができますが、経験の浅いうちは本当に大変です。
クレーム対応が悪いと、その対応に対してもクレームになり、二次クレームや三次クレームを続いていきます。
ポスティングや飛込営業や違法広告

不動産の営業は、広告を出してお客様を集めることから始まります。
ただ多くの会社では、広告費をかけて集めたお客様は成績の良い営業マンが対応します。
会社側からみたら当然ではありますが、お金をかけて集めたお客様は無駄にできないからですね。

「ポスティング」や「飛込営業」は住人から嫌がられたり、怒られたりしますね。
住人に会わないように夜にポスティングをする人も多いです。

【電柱ビラ】わかりやすいほどの違反・違法広告です

もしも不動産会社に入社して、このような違法広告をやらされそうになったら、その会社はすぐに辞めたほうが良いです。
逮捕されても「自分の意志で貼りました」と言うように指示されますよ。
売りたくない物件でも売らされる
事故物件・訳あり物件 などで売れにくい物件を、お客様が気に入って買ってくれるケースは良いですが、仲介ではなく自社物件の販売の場合だと、「自分が売りたくないな」と思っていても、売らなくてはいけません。

売れにくい物件を「どう売るか」は営業マンの腕になりますが、そういうことができない人にはとてもツライ仕事ですね。
お客様を詰めなければ自分が上司に詰められる
「お客様を詰める(つめる)」とは、強引にでも「決めきる」という意味です。

私は「決断しきれなければ買わないほうが良いですよ」というスタンスでずっと営業をしてきましたが、不動産業界では少ないほうだと思います。
成績が悪い時にお客様を決めきれないと、営業マンが「上司から詰められる」は多いです。
不動産業は「高い離職率」まわりがみんな辞めていく

不動産業界の離職率14.8%というのは、あくまでの業界全体での離職率です。
私が不動産業界で25年間みてきた感覚では、営業職に限って言えば、入社から3年間での離職率は50%を超えていると思います。
大手企業も例外ではありません。
不動産業界で大卒者の3年以内の離職率は34.2%
出典:厚生労働省職業安定局集計
不動産業界で高卒者の3年以内の離職率は43.8%
出典:厚生労働省職業安定局集計
経済ショックや不景気などの外的要因で倒産やリストラの嵐

不動産業はとても景気に左右される仕事です。

私が不動産業界に入ったのは1998年なので、1990年代前半のバブル崩壊からは数年が経っていた時でしたが、2008年ころの日本では「リーマンショック」と言われる世界経済ショックは、もろに経験をしました。
大災害をのぞけば、リーマンショックこそが本当に「地獄」だと思いました。
不動産は売れなくなり、賃貸も決まりません。
自己破産をする経営者や、マンションやビルのオーナーもたくさんいました。

経済は繰り返すので、大きな経済ショックは定期的に起こります。
>>【成功しやすい転職の方法】と【おすすめのエージェント会社10選】
不動産業界の良いところ・メリット

ここまでは不動産営業のブラックな部分ばかりを書いてきましたが、良い部分も多くあります。

会社の規模や仕事の内容にもよりますが、不動産業界の良いところはつぎのとおりです。

私は不動産の仕事を25年やっていて、大変なことも多いですが、人や社会の役に立てる素晴らしい仕事だと思っています。
>>【成功しやすい転職の方法】と【おすすめのエージェント会社10選】
不動産業界が向いてる人

不動産業界の良いところで書いている内容を「前向きにとらえられる人」は不動産業界に向いている人です。

不動産業界の良いところは下記の通り。
>>【成功しやすい転職の方法】と【おすすめのエージェント会社10選】
ホワイト企業や良い不動産会社で働く方法

不動産業界に限らずですが、今は「会社の口コミ」や「就職転職エージェント」などでしっかりと調べることができます。
こちらの記事もあわせてご覧ください。
>>【成功しやすい転職の方法】と【おすすめのエージェント会社10選】

ホワイト企業の特徴は、以下のようなものです。

不動産業界でも本当にこのような会社がありますよ!
ホワイト企業の特徴①・残業が少ない
ホワイト企業では残業時間が少なく、プライベートを充実させることができます。
ホワイト企業の特徴②・給与水準が高い
ホワイト企業では、給与が高く、生活に困ることはありません。
ホワイト企業の特徴③・社員を大切にする
ホワイト企業では、社員の健康や福利厚生に配慮しています。
ホワイト企業の特徴④・顧客に誠実
ホワイト企業では、顧客の利益を第一に考え、不正行為は行いません。

ホワイト企業を選ぶ際には、以下のことに注意しましょう。
ホワイト企業を選ぶポイント①・口コミや評判を調べる
ホワイト企業は、口コミや評判で情報が出回っていることがあります。
転職前に口コミや評判を調べて、ホワイト企業かどうかを見極めましょう。
ホワイト企業を選ぶポイント②・労働条件を事前に確認する
ホワイト企業は、労働条件が整っています。
入社する際には労働条件を事前に確認して、ホワイト企業かどうかを判断してください。
ホワイト企業を選ぶポイント③・面接で質問する
面接で質問しましょう。
労働条件や社風など、ホワイト企業かどうかを判断するために必要な情報を面接で質問してください。
ホワイト企業を選ぶポイント④・入社前に実態を調べる
入社前に実態を調べましょう。
ホワイト企業は、入社後にイメージと異なることはありません。
入社前にホワイト企業かどうかを判断するために必要な情報を調べてください。

ホワイト企業に就職することで、仕事とプライベートの両方を充実させることができます。
また、ホワイト企業では、社員の健康や福利厚生に配慮されているため、安心して働くことができます。
>>【成功しやすい転職の方法】と【おすすめのエージェント会社10選】

ブラックな不動産会社に入ってしまった場合の対策

やばい人から離れるのは「とてもエネルギーがいる大変なこと」なんですよね。

このような会社や上司だった場合には、我慢せずに会社を辞めたほうがいいです。

今までに「やばい会社」「やばい上司」のもとで働いてる人が、なかなか辞められずに「うつ病」になったり、倒れてしまう人をたくさん見てきました。
とても心強いバックアップをしてくれますよ。

ブラックな不動産会社に入ってしまった場合、以下のような対策が考えられます。
ブラック企業に入ってしまったら①・転職する
ブラック企業から抜け出す最も効果的な方法は、転職することです。
転職する際には、ホワイト企業を選ぶようにしましょう。
ブラック企業に入ってしまったら②・労働基準監督署に相談する
ブラック企業の労働環境は、労働基準法や労働契約法に違反している可能性があります。
労働基準監督署に相談することで、違法な労働環境を改善させることができます。
ブラック企業に入ってしまったら③・弁護士に相談する
ブラック企業の労働環境が重大な問題を抱えている場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。
弁護士に相談することで法的手段を講じることも可能です。
ブラック企業に入ってしまったら④・労働組合に相談する
労働組合に加入している場合は、労働組合に相談することもできます。
労働組合は労働者の権利を守るために活動しており、ブラック企業の労働環境の改善に協力してくれる可能性があります。

ブラック企業に勤務することは、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。
早めに対策を講じることで、ブラック企業の被害を最小限に抑えることができます。
不動産営業は地獄【 ブラックな理由10選 】まとめ
【 不動産営業が地獄な理由・ブラックな理由 10選 】
●「ノルマ無し」は嘘!「目標」という名のノルマ
● 一生続く「営業成績・営業数字」
● 本当は稼げてない人のほうが圧倒的に多い
● 全ては契約優先で「残業や休日出勤」だらけ
● 終わらないクレーム
● ポスティングや飛込営業や違法広告
● 売りたくない物件でも売らされる
● お客様を詰めなければ自分が上司に詰められる
● まわりがみんな辞めていく「高い離職率」
● 経済ショックや不景気などの外的要因で倒産やリストラの嵐

不動産業界に限らずですが、ヤバい会社も良い会社もあります。
仕事が大変なのは確かですが、良い会社には入れれば成績は出しやすいです!
会社の規模や仕事の内容にもよりますが、不動産業界の良いところはつぎのとおりです。

私は不動産の仕事を25年やっていて、大変なことも多いですが、人や社会の役に立てる素晴らしい仕事だと思っています。
>>「不動産の仕入営業」誰でも良い条件で買取ができるようになる方法


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