こんにちは。 運営者の「ワカケン」です。
不動産の営業で【フルコミッション】で働く方法とメリットと注意点
不動産の営業でキャリアを考えるときに、【フルコミッション】という働き方があります。
仕組みや働き方、メリットや注意点などを見てみましょう。
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不動産の営業で【フルコミッション】という働き方
フルコミッション営業は古くからある仕組み
賃貸営業、売買営業、買取営業など、どの業種でもフルコミッションで仕事をされている方々はたくさんいます。
また他の業界では、生命保険や損害保険でも古くからフルコミッションでの働き方が一般的ですし、近年では通信関係やリフォームの営業などでも多くいらっしゃいます。

最近ではクリエーターさんなどのフリーランスが増えていますが、
フルコミッション営業は不動産業界でのフリーランスとも言えます。
【海外の不動産エージェント】はフルコミッションが一般的
海外の不動産業界では、エージェントはフルコミッションが一般的です。
エージェントが契約をまとめるときには、
・不動産調査をインスペクターに
・業務関係をエスクローに
・ローン付けをモーゲージブローカーに
仕事を分業でお願いする取引方法が多く取られています。
日本では宅地建物取引士の資格を持っていなくても、法律上では不動産の営業の仕事をすることが可能ですが、
アメリカでは、州ごとのセールスパーソンライセンスという資格を持っていないとエージェントとして仕事をすることができません。
フルコミッションで【複数の会社に所属する人】も
フルコミッション営業で多いのは仲介業になりますが、
買取でもフルコミッションで営業をされている方も多くいます。
また、買取ではA社、仲介ではB社、というように仕事で所属先を分けている方もいらっしゃいます。
そのような方は自分で会社(法人)を持っている場合も多くあり、
「個人 対 会社」ではなく、「自分の会社 対 所属先の会社」と業務委託契約を結びます。
所属先の不動産会社には不動産業免許だけを借りる仕組みです。
✅自分の会社では宅地建物取引業免許を取らない。
✅本業が別にあり不動産の仕事はあくまでも副業。
などです。
フルコミッションで働くには【業務委託契約】を結びます
老舗の会社などでフルコミッションで働いている人の場合では結んでいない場合も多くありますが、
フルコミッションで仕事をするには、個人と会社とで「業務委託契約」を締結します。
雇用関係にないので、会社と個人事業主が対等な立場で契約を行います。
業務委託契約書に記載する内容は、下記の内容が一般的です。
②経費の負担
③委託業務の遂行
④再委託の制限
⑤業務委託料、支払時期及び支払方法
⑥成果物の帰属
⑦報告義務、通知義務
⑧秘密保持
⑨権利の侵害
⑩損害賠償
⑪契約期間
⑫無催告解除事由
⑬契約終了後の処理
⑭合意管轄
⑮協議事項
事業者同士での契約なので、口約束ではなく簡単な内容でも契約書を交わすのが一般的です。
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フルコミッションで働く【メリット】
フルコミションで働くことには、正社員として働くことには無い多くのメリットがあります。
働く時間が自由
フルコミッションで働く場合には、所属をしている会社に雇用されているわけではないので出社の義務などがありません。
お客様の時間には関係がありますが、完全に自己責任で自分の好きな時間で仕事が出来ます。
仕事をする時間が短く成績が出ていなくても、それに対して何かをいう人もいません。
私の知人でたくさん稼ぐことを目的にせずに、不動産営業でフルコミッションで働いている人の例です。
✅長く不動産営業をされていた女性が専業主婦になり、紹介などの時だけ仕事をする。
✅長く不動産営業をされていた男性で、今は飲食店の経営をされている方が紹介の時だけ不動産の仕事をする。
✅家族の事情で一般的な就労時間で働けない方がフルコミッションで仕事をする。
時間の拘束が無いので、専業ではなく副業としてフルコミッションで働かれている方も多いです。
正社員で働くよりも【歩合率が高い】
会社はフルコミッションで働く人に対して、固定給や福利厚生など一切の経費をかけないことが一般的です。
極端な言い方で書くと、「契約になる時に事務所と社判だけを貸す」という感覚です。
会社や契約内容により違いがありますがフルコミッション営業の報酬は、
【 仲介 】 仲介手数料の30%~70%程度。
【 買取 】 事業利益の30%~50%程度。
経費や広告費などをどのような負担割合にするか。
事務所やデスク、電話やファックスなどの使用料をどのようにするか。
などにより報酬の率は変わります。
フルコミッションで働く人たちは、
✅少ない労働時間で年間に数百万円を稼ぐ。
✅本業で自分の好きな時間で年間に2,000万円くらい稼ぐ。
などが可能です。
それ以上であれば自分で不動産業の会社を設立するほうがメリットがありますね。
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フルコミッションで働く場合の【注意点】
フルコミションで働くことには、正社員として働くことには無い多くの注意点もあります。
フルコミッションでは【個人事業主】として責任を負う
フルコミッションで働くことは、個人事業主として会社と契約を締結して仕事をします。
会社で働く正社員が仕事で何かのトラブルが起きた時には、会社には雇用者責任もあり社員を守りますが、
フルコミッション営業は社員ではなく、会社の名刺は持たせますが業務委託契約をしている取引先という位置付けです。
フルコミッション営業の責任で、仕事上でトラブルなどが起きた場合には、その責任は全て負うことになります。
形式上で一度会社が責任を取る場合でも、その後に会社から責任の追及があります。
その内容も業務委託契約書に記載されることが一般的です。
売上が無ければ報酬はゼロ、経費が赤字の場合も
フルコミッション営業では、固定給が無く売り上げに対してのみの報酬になります。
そのため、売上が無ければ報酬は全くありません。
業務委託契約の内容にもよりますが、売上に関係なく広告費や事務所の使用料をフルコミッション営業が一定額を負担する場合もあります。
そのような契約の場合には、報酬が無いだけではなく支出分が赤字になります。
また、活動にかかる交通費などの経費も自己負担です。

個人事業主という事で考えれば当たり前なのですが、正社員で働いている場合とは大きく違います。
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フルコミッションで【働く方法】
以前とは違い近年では様々な会社がフルコミッションの営業を採用しています。
ここでは具体的にフルコミッションで仕事をする方法をいくつかご紹介いたします。
知人の会社で働く
フルコミッションとして仕事をする場合に一番多いパターンです。
不動産業の経験者が、
✅自由な時間で働きたい。
✅今までと変わらない時間でもっと稼ぎたい。
などの理由でフルコミッション営業になる場合が多いので、
すでに働いている地域で実績があり、取引先や知人が多くいます。
そのなかで、気の合う社長さんの会社で働くことが多いです。
【宅建Jobエージェント】で紹介をしてもらう
画像出典 : 【宅建Jobエージェント】
不動産業界を専門にした転職支援サービスです。
1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)にお住まいの方が対象にはなりますが、
1,000件以上の非公開求人があり、その中にはフルコミッション営業もあります。
【TERASS】でエージェントになる
不動産エージェントとして働くときに気になるのは、お客さまとの接点構築。
TERASSは、「家探しカスタマー」と「エージェント」が直接マッチングできるプラットフォーム Agently を運営しています。
エージェントは、カスタマーの希望条件に対して面談・物件提案を行い、見込み客の開拓が可能です。
エージェントの報酬は、仲介手数料売上の75%。業界最高水準の還元率。
【ハウスドゥ】でエージェントになる
本部が東証一部上場企業で、不動産売買仲介専門のフランチャイズとしては業界第1位!
現在全国に695店舗が展開しております。※2
※1ハウスドゥは不動産売買仲介専門フランチャイズで店舗数第1位です。「ビジネスチャンス」(2021年2月22日発行-2021年4月号)より
※2 2022年1月末現在
【RE/MAX JAPAN(リマックス ジャパン)】でエージェントになる
RE/MAXはエージェント制度を導入し、世界約110カ国、約8,600のFC加盟店、13万人超のエージェントネットワークを持つグローバルな不動産フランチャイズです。
不動産業の仕事が未経験でもエージェントになることができ、会社から契約書やローンなどの資料作成、その他多種多様な事務作業を全面サポートがあり、営業活動に集中できます。
また、国内外のエージェントとの情報交換などもあるようです。
まとめ
✅【フルコミッション】とは、特定の会社に所属はしますが、正社員として会社に雇用をされるのではなく、
会社の不動産業免許や事務所を借りて、働く個人と会社とで「業務委託契約」を結び、売り上げに対しての完全歩合で仕事をします。
✅賃貸営業、売買営業、買取営業など、どの業種でもフルコミッションで仕事をされている方々は以前からたくさんいます。
✅フルコミッションで仕事をするには、個人と会社とで「業務委託契約」を締結します。
✅フルコミッションのメリットは「時間の自由」と「歩合率が高い」ことです。
✅フルコミッションの注意点は「個人事業主として責任を負う」、売上が無ければ報酬はゼロ、経費が赤字の場合もあります。
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